(株)一ノ蔵
代表取締役社長　鈴木 整 さん

日本酒を世界へ

　私たちは35年くらい前から日本酒の輸出に取り組み、良いお酒を海外のコンクールに出品しておりますが、この度、一ノ蔵の第二蔵「金龍蔵」のお酒「祥雲金龍 純米吟醸」が、フランスの一流ホテルのトップソムリエなど、食やワインのプロで構成されている日本酒コンクール「Kura Master2022」にて純米酒部門の最高賞である『審査員賞』を受賞致しました。
　折しも今現在、無形文化遺産としてユネスコに登録された和食のように、日本酒、焼酎、泡盛などの登録をユネスコに働きかけようという流れが起きておりますので、フランスでの表彰式にお呼びいただいた機会に、レセプションでそういったことも踏まえてプロモーションをさせていただけたことは今後に大きくつながっていくはず、と考えています。
　日本のお酒は海外でも評価され、今後も輸出とインバウンドは増えていくでしょう。
　東日本大震災の大ダメージを乗り越えて11年。私たちは今コロナ禍という大きな苦難を前にしています。思えば、震災当時、自粛ムードが広がる中で、日本酒業界からは過剰な自粛はやめましょうと声が上がり、「東北のお酒頑張れ」という全国の声で盛り返して参りました。その日本中からの応援、それが今のコロナ禍においても私たちを支えてくれているように思います。
　「一ノ蔵」が誕生してから49年。来年は50周年を迎えます。今後も私たちは、日本酒の可能性を追い求めていきたいと考えています。

〒987-1393　
宮城県大崎市松山千石字大欅14番地
TEL：0229-55-3322(代)　FAX：0229-55-4513

(株)シャンパレス
取締役相談役
(株)Silkymama
代表取締役　藤原 絹子 さん

夢と希望をお届けします

　桃生町の専業農家に嫁ぎ、3人の子育てと家業をしていました。子供が小学生になってPTA役員として学校や地域社会に貢献しようと思った時、自分の身体に愕然としました。家業と子育てに追われても体型は気にしていましたが、合わない補正下着を着用していたせいで体型が崩れていました。その後、自分の身体に合った補正下着と出会って、痩せたとかではなく、スタイルがよくなったんです。体型が変わると気持ちもウキウキするんですよ。社会に出ることに悩んでいたのが、一気に解消されました。周りも私の変化に気付き、補正下着を紹介したところ好評でした。これが、創業するきっかけとなりました。
　平成元年に体型補正サロンを開業して、全国の研修会に参加するたびに、奥深さや先輩方の経験に驚かされていました。桃生町、佐沼で店舗展開し、平成7年に仙台に進出しました。人は綺麗になると、自信がつくし優しくなるんですよね。
　本店のほかに、平成15年には、ホテルモントレ仙台内にも開店しました。長く働いていた従業員2名が独立したことをきっかけに、ホテルサロンを閉めて今はそれぞれ個人サロンを展開しています。二人が巣立ってホッとしていますし、これからの成長を楽しみにしています。
　シャンパレスは平成23年に代表取締役を長女の由樹に継承しております。今は、代表となった長女のサポートをしながら問屋業をしております。
　大小問わず、幸せの瞬間を積み重ねていくことが幸せであって、当社は夢と希望を皆様にお届けする会社です。地域・経済・社会・健康・心身の美しさなど、すべてにおいて幸せになるために…。

〒983-0852　
宮城県仙台市宮城野区榴岡4丁目6-31 SANKYOビル7階
TEL/FAX：022-791-3411

宮城県行政書士会
会長　佐々木 政勝 さん

利他の精神で設立50周年

　私は脱サラして行政書士になりました。その後、石巻支部で支部長を、現在は宮城県の行政書士会の会長として3期6年目を務めています。現在1030人の行政書士がいます。都市に集中しているわけではなく、小さな町にもおりますので、町医者みたいなものだと思っていただけたらいいですね。
　東日本大震災の時には、「絆」が叫ばれていましたがコロナ禍の今感じるのは「分断」です。これからは自分の事ばかり考えていてはいけない、利他の精神がないと、私たちの社会は持続していかないのではないかと考えるのです。行政書士の業務は、そもそも他を利する性質を内包していると考えています。一昨年に仙台市と結んだ包括連携協定を下敷きに、コロナ関連の補助金事業やマイナンバーカード普及事業に行政書士を派遣し石巻市、塩竈市、多賀城市など、次々と協定を結ばせて頂いており、今後はますます仕事の正確さと速さで市民、行政の両方のお役に立てると考えています。それ以外にも遺言相続や各種許認可など行政書士が作成できる書類は2万点にのぼると言われているんです。
　行政書士会は設立50年を迎えました。私たちは県民に支持される士業でなくてはなりません。会員に弛まぬ研修・社会への働きかけ・自律を呼びかけ、先人が築いてきた制度を発展させ、行政書士が皆様のために力を尽くせる存在であり続けるよう、私も知恵を絞り、汗をかき続けようと思います。

宮城県行政書士会 事務局
〒980-0803　
宮城県仙台市青葉区国分町3-3-5
TEL：022-261-6768　FAX：022-261-0610

あさひ行政書士法人
〒986-0853　
宮城県石巻市門脇字青葉西34番地8
TEL：0225-22-8471

(有)リトルバード
代表取締役　文屋 浩子 さん

(有)リトルバードを設立し18年

　ことり調剤薬局という小さな薬局からスタートしましたので『ことり』のワードを残しておきたくてリトルバードという社名に致しました。ことり調剤薬局は東北大学病院のそばにありましたので難病に苦しみながらも完治または緩解を望む患者様が数多く来局して下さいました。その患者樣と共に明日の可能性を信じようと『明日可薬局』を新たに開局しました。開局後は、保険調剤による西洋医学の薬剤のみならず漢方処方、そして癌の闘病に苦しむ患者様のもとに点滴や注射薬もお届けする在宅医療に取り組んでまいりました。当時は在宅医療に関わる薬局が殆どありませんでしたので、一時はかなり遠方の患者様のもとにも出向いた事もありました。現在は在宅医療に参画する薬局がかなり増えたので、震災を機に、近隣の患者様を中心に在宅医療服薬指導を行なっております。
　コロナ禍において明日可薬局では感染患者宿泊療養施設に薬剤をお届けしています。宿泊療養施設は、かなりの数に増えたので薬剤の調達やお届けは時間と労力、事務処理など考えますとあまり収益にはなりませんが、このコロナ禍の社会に少しでも貢献できればと思っております。また、医療機関病室の逼迫状況下で“宿泊医療施設にて死亡者を絶対に出さないように”と、困難な往診治療に尽力する医師看護師の方々には尊敬の念と感謝の気持ちに絶えません。日曜祝日もなくその処方箋を受け、対応している事も私と薬局スタッフにとっては、大変ながらも誇りに感ずるところです。
　今後、益々高齢化が進み在宅医療での闘病患者様の増加が見込まれます。明日可薬局はそのような患者様に誠意をもって対応していけるように日々向上と努力を惜しみません。終末期医療における痛みを緩和する“痛み止めの持続注射”等を無菌調剤室にて調整もしています。明日可薬局（木町通）、薬の杜ふぁるま（青葉通り）、新たに明日可薬局二日町が稼働しております。外来の患者様や在宅の患者様の健康管理、お薬相談などきめ細やかに誠意をもって皆様のニーズに沿っていきたいと思います。患者樣とそのご家族との信頼を築き、頼りにして頂ける薬局を目指してまいります。

〒980-0801　
宮城県仙台市青葉区木町通1-8-15
TEL：022-225-7533　FAX：022-302-3183

犬飼健郎法律事務所
弁護士　犬飼 健郎 さん

弁護士として

　仙台市木町通の酒屋に生まれ、商店街の雑踏の中で過ごしていました。野口英世を尊敬していたので、医者になりたいという憧れはありましたね。東北大学法学部卒業後は旧厚生省に入省、しかし自分は人と直接向き合う仕事をしたいと考え退職して、29歳で仙台弁護士会に入会しました。
　司法制度改革推進法が成立した翌年の平成14年に仙台弁護士会 会長、その翌平成15年には日本弁護士連合会 副会長を務め、微力ですが司法制度改革に尽力しました。一例として、「国民が利用しやすい司法の実現」等を検討するなかで、政府提出案の「弁護士報酬敗訴者負担制度法案」を日弁連担当副会長として強く反対し廃案に成功しました。
　また、日弁連副会長になって憲法問題を担当したことで、真剣に平和問題に取り組み、今も活動しています。
　私の弁護士生活の礎となった事件が、昭和30年10月18日志田郡松山町（現・大崎市）で起きた「松山事件」です。最高裁で死刑が確定するも再審で無罪となりました。私は弁護士になったばかりでしたが、この再審請求審から弁護を担当しましたので、とにかく一生懸命やりましたし、先輩弁護士からたくさんのことを学びました。そして無罪判決を勝ち取り1人の命を救えたことに安堵と喜びを感じました。この事件は、四大死刑冤罪事件の一つで、裁判では誤った死刑判決があることを強く頭に叩き込まれました。その後は日弁連の人権擁護委員会・再審部会に所属し活動をしてきました。
　最後に家庭のことですが、男女共生の問題にあまり携わりませんでしたので、子供が独立したのをきっかけに、名前にさんをつけてワイフを呼んでいます。

〒980-0811　
宮城県仙台市青葉区一番町2丁目10-26-202旭コーポラス一番町2階
TEL：022-262-5525　FAX：022-262-5526

東北音頭をおどろう会
日本舞踊家　藤間 多紅 さん

日本舞踊文化の伝承と振興

　8歳から日本舞踊藤間流派を習い始めて、18歳に東京に出て藤間松寿郎師の内弟子となりました。名取と師範は藤間多門師より許され、50歳の時に藤間聖章師に師事。本当に良い師匠に出会い、長唄や鳴物、常磐津は名取をいただき、育てていただいたと感謝しております。今、日本文化伝承の時と感じて、子どもや91歳の年配の方々にも健康維持のため、日本舞踊を教えております。
　青葉区一番町金蛇水神社祭礼の折、50年東北音頭を神興渡行とともに踊っており、これもまた町内の方々や姉が一番町で店を守っているお陰と感謝しております。
　また、子供たちは日本の踊り全国大会で3度金賞（優勝）を受賞しております。本年、岩沼市の金蛇水神社本社にて神楽殿が新築され、奉納舞踊を三度も仰せつかり、光栄なことと、幼稚園、保育園など総動員で務めさせていただきました。5月5日の金蛇水神社のホームページをご覧ください。
　「東北音頭をおどりましょう」と、ユーチューブに載せております。みんなで踊れる短縮バージョンと一番町を踊っている渡行バージョンを、いつでも無料で指導いたします。
　日本舞踊をみんなで踊り、毎日を健康に過ごせるようにと願っております。
　仙台教室の他、横浜、千葉にも教室があります。ぜひお越しください。

駅前教室
〒980-0021　
宮城県仙台市青葉区中央2-1-15 仙台マンション406号
TEL：090-1668-4753

川平教室
〒981-0954　
宮城県仙台市青葉区川平3-38-22
TEL：022-278-8875

社会保険労務士法人アンビシャス
代表社員
(株)アンビシャス経営
代表取締役　經澤 進 さん

経営者と共に大志を抱く

　社会保険労務士法人アンビシャスの代表を務めております。私自身は平成18年に個人事務所からスタート、現在の法人の形にしてからはお陰様で５期目を迎えております。
　社会保険労務士、つまり労務管理の専門家として、多くの中小企業の成長や発展のお手伝いをしてまいりました。そしてこの度、中小企業診断士の国家資格も取得。（株）アンビシャス経営として労務分野のみならず、経営そのものへのサポートも可能になりました。
　私たちが企業様のお役に立てることとしましては、働き方改革をはじめとして、テレワークの普及など、労務環境の変化に対応したより良い働き方のご提案や、それこそ現場のオペレーションなどを確認させていただきながら、無駄を廃し、生産性を向上させていくようなご提案など多岐にわたります。
　中小企業様であっても、生産性を上げていくことを意識していかないと、思うように残業が減らせない、人件費も抑えきれない、働き方の改革もできない、など、経営と労務は切り離せない関係にあるのです。また、中小企業の経営者の方は、実際経営を学ばれた方は多くはないと思うのです。そのような経営者の方に、例えば経営の数字の部分からわかりやすくお伝えできるような専門家でありたいです。
　法人名の「アンビシャス」とは、「少年よ大志を抱け」という言葉の「大志」にあたるambitiousです。共に大志を抱き、それを実現できるサポートをさせていただきたいと考えています。

〒983-0851　
宮城県仙台市宮城野区榴岡108-16La Douceur榴ヶ岡203号
TEL：022-385-6116　FAX：022-385-6226

(株)メディアック
代表取締役　岡崎 正雪 さん
経理部長　三浦 佳子 さん［(有)ビオール代表］

生涯現役

　もともと経理業務に携わっており、日商珠算1級と簿記2級を持っておりました。子育てが落ち着いた頃に、資格を活かした仕事をしたいと再就職活動を始めました。しかし、すでにパソコンが普及していて、全くできない私にとっては厳しい現実でした。それでも運よく職安で紹介された会社で働きながらパソコンの勉強をして、幅広い分野を学ぶことができたことは今に活きています。
　60歳で定年退職してから（有）ビオールを起業し、20年になります。2005年にアミノ酸オリジナル商品ブランドの会社（株）クララの高中香合代表と出会いました。私自身、商品のよさを実感。東北エリアの代理店として、多くの方に自信を持ってお薦めできる商品です。
　ご存じの通り、人間はたった20種のアミノ酸でできています。体の不調は全てアミノ酸不足からと言われる位に、私達に欠かせない重要な栄養素です。
　岡崎社長とは前会社で知り合って、（株）メディアックには定年後から経理・労務など事務職として採用されました。
　「お互いに馬が合うというか、三浦さんは人間性が高くて信頼できる方でしたので任せられると思いました」（岡崎社長）。
　若い世代と一緒に働くとよい刺激を受け、さらに発展させたいという気持ちが芽生えて、それが励みや生き甲斐につながります。それは若さを保つ秘訣でもありますね。
　（株）メディアックや（株）クララの更なる発展の一助になるべく、これからも生命の素アミノ酸でイキイキと人生を楽しみながら、まわりの方々を元気に幸せにしていけたらとても嬉しいです。

(株)メディアック
〒984-0015　
宮城県仙台市若林区卸町4丁目6-13
TEL：022-782-6752　FAX：022-782-6753

(有)ビオール
〒984-0061　
宮城県仙台市若林区南鍛冶町101-1-503
TEL/FAX：022-266-0701

ホテルモントレ仙台
婚礼予約課 マネージャー　松野 令 さん

ホテルのウェディングプランナーとして

　高校生の時に見たドラマがきっかけでこの仕事を目指し、ブライダルの専門学校へ進学しました。プランナーになるためには、様々なことを学び、経験を積むことが必要になるため、最初はブーケや婚礼会場に飾る「花」について勉強することにしました。
　お花の勉強をしながらレストランウエディングを行う会社に就職しましたが、さらに経験を積むために結婚相談所へ転職しました。そこではマナーや営業スキルを身につけることができました。
　福岡への転勤を経て、いよいよウエディングプランナーになろうと転職を決意し、就職した会社の異動で28歳の時に福島県郡山にあるゲストハウスで働くことになりました。
　その後、同僚の紹介で、モントレへ移ることになって地元仙台に戻ってくることができたんです。モントレでは婚礼予約課に配属となりましたが、婚礼の予約数の多さに驚きました。１日で最大９組のウエディングが入る日があるなんて、ゲストハウスで働いていた時とは数が違います。
　そして、ホテルでもありますので、従業員のクオリティという面では、より洗練されたスタッフの教育が施され、また「結婚式で終わらない」というところが大きな違いだと感じました。
　価値観の変化もある中で、これからはコロナ禍で就職した従業員たちに、結婚式を挙げることには大きな意味があるということを指導していきたいという思いがあります。
　そして、新郎新婦様に結婚式を挙げて良かったと心から思っていただけるような結婚式を作り続けていきたいです。

〒980-0021　
宮城県仙台市青葉区中央4丁目1番8号
TEL：022-265-7110

MASTER PLAN (JAM CAFE)
代表　山路 裕希 さん

ゆったり寛げる自分だけの空間

　大学進学のため上京し、学生時代はカフェにはまりました。就職活動中に起業することを決めて自分が好きなカフェを開こうと思いました。仙台のカフェで3年間修行し、平成23年7月に「JAMCAFE」をオープンしました。お陰様で今年で11年を迎え、当店を好んで下さるお客様も増えてうれしく思います。
　カフェの食事メニューは、特にお米を使った「カフェ飯」に拘って、レストランと家庭料理の間という絶妙な所を追求しています。学生の頃、カフェブーム時代に体験した東京のカフェの雰囲気が大好きなので、今も続けています。
　令和元年に自分の思い描くカフェを東京に作りたいと思って、準備を進めた翌年にコロナ感染が拡大、その年の秋まで自主休業しました。休業中はレシピブックを自費出版したり、コーヒー豆や焼き菓子をオンライン販売しました。コロナ禍で、改めて自分が過ごす場所（カフェ）って意味があるんだと思いました。そして令和3年8月 東京に「PENITENT」をオープンしました。
　カフェとは、それぞれが思い思いに自由に過ごせる一つの空間で、そのサービスは『そこに居ていいんですよ』と、感じてもらうことだと思っています。また、お客様にはスマートにその空間を利用してもらえるよう発信もしています。
　パリのフロールというカフェでは、「うちのお客様は見苦しくないです」とHPに掲載しています。お店もお客様もプライドを持っていて、すばらしいと思います。私もそういうお店を目指しています。なので、お客様がより過ごしやすい空間をつくるには、店舗拡大よりは成長を大切にしています。成長は、お店もお客様も豊かにしてくれますから。

〒980-0811　
宮城県仙台市青葉区一番町4-5-20 松葉屋ビル2Ｆ
TEL：022-221-7210
営業時間11:30～(L.O.21:00)22:00（不定休）