メディアテック（株）
代表取締役社長　加藤 俊治 さん

常識に捉われず社会の変化を先取り

　当社は、システム開発とホームページ制作を中心としたIT会社です。これまでインターネットの普及が一つの転機となりました、2007年頃から石巻市内の企業に加えて大手製薬会社と取引するようになりました。
　当社はコロナ前から7割がテレワークで、居住地も自由でした。コロナになってからはテレワークもお客様との会議も100％オンラインなので、リアルタイムで会話ができます。そして採用もオンラインです。昨年、福岡在住の方を採用し、まだ一度も対面していません（笑）。　
　2021年4月からは無駄な時間を省いて効率よく仕事をするために管理職を廃止しました。結果、一人ひとりが自分の意志で働くようになりました。これからはスモールカンパニーという考えで、社員が個人会社となって核となる会社にネットワーク化されるイメージを描いています。特にIT会社は常識に捉われず社会の変化をいち早く掴み、先取りしていかなくてはなりません。
　私は今、世界的な奉仕団体ライオンズクラブのガバナーになって、中小企業での社会貢献では経験できないことを学び、見えなかった社会が見えました。経営に携わる者として、科学性・人間性・社会性を養うべきだと思っています。トップは最短で濃密な勉強ができる最適な場所だと思います。一人ひとりが本当に困っている人に手を差し伸べられる人間として社会奉仕活動に取り組めば、きっと世の中が平和になりますよね。
　個人的には、今年59歳の取り組みとして「今までのすべてを消去する」です。石巻から世界に視野を広げ、自分の可能性を信じて全く新しい分野にチャレンジします。

〒986-0032　
宮城県石巻市開成1-20
TEL：0225-93-2111 FAX：022-774-2139

官澤綜合法律事務所
弁護士　橋本 治子 さん

高齢者・障がい者の権利を守りたい

　女性が 生涯働き続けるためには資格が必要だと考え、大学２年の時に司法試験を受験することを決めました。出身は埼玉県ですが、大学で仙台に来て住み心地が良かったので、仙台で仕事をすることにしました。弁護士になって22年になります。
　私はこれまで高齢者や障がい者の権利擁護に向けて活動に取り組んで参りました。その思いに至った一番の理由は、「明日は我が身」だということです。誰しも歳は取りますし障害を持つ可能性はありますよね。人生の終い時には幸せでいたいと思っています。日常生活(差別・虐待)、金銭問題など様々な問題に対しての相談支援を行うため、福祉職などと連携しています。
　これからも高齢者・障がい者の権利を守る活動には力を入れて取り組んでいきたいと思います。
　今は交通事故、相続問題に関するご相談が多いですね。交通事故に遭えば身体ばかりでなく心も傷付きます。相続問題では何十年にも亘る親族間の軋轢が噴出することもあります。どちらも法的な問題だけではなく、気持ちのケアも必要になってきますので、丁寧にお話しをうかがうことを心がけています。
　日々の生活の中で、誰に相談したらいいんだろうという困り事が出てきたときに、気軽に相談いただける存在になれればと思います。女性ならではの視点で全力サポートします。平穏で幸せに暮らせる社会となるよう、悩み・トラブルに迅速で良質な対応を心掛けて皆様のお役に立ちたいと思います。

〒980-0802　
宮城県仙台市青葉区二日町1番23号
アーバンネット勾当台ビル10階
TEL：022-214-2424　FAX：022-214-2425

社会保険労務士法人豊嶋事務所
(有)人事・労務サポート
代表取締役　豊嶋 正孝 さん

おかげさまで創立30周年！

　創業して今年で30年になります。コンピュータ関連の会社などを経て、社会保険労務士の資格を取得し、平成４年に40歳で開業しました。仙台へは宮城県沖地震の１か月後に、以前勤めていた会社の転勤で参りました。その後は宮城県に定住しています。
　社会保険労務士事務所は自宅で開業し、その後ご縁があって宮城野区新田に事務所を構えました。職員は私一人からのスタートでしたが、その後は金融機関や保険会社、税理士さん、弁護士さんなど、経営相談を受ける業界や士業の方からの紹介なども多く、少しずつご縁を繋ぎながらやってきました。30年経った現在は、私を入れて14名の職員で事務所を運営しております。
　社会保険労務士では、当時は珍しかったのですが、平成７、８年頃に助成金のアドバイスを、平成13～15年頃にはコンサルティングも手がけて、研修やセミナー、本の執筆などで全国を駆け回って、忙しい時期もありました。ちょうど退職金の積立保険に関する法律が大きく変わった時期で、社労士としてお役に立つことが多かったのです。
　社労士というのは、景気や法改正の影響を受けながら業務内容も変わるのですが、中小企業の経営者と労働者に関わりながら人事、労務改善のアドバイスをする仕事だと考えております。
　これからは事務所の事業承継に取り組み、次の世代に繋いでいくことを視野に入れて仕事を進めていきたいと思っています。

〒983-0038　
宮城県仙台市宮城野区新田1-20-3
TEL：022-781-8411 FAX：022-781-7704

斎藤コロタイプ印刷（株）
代表取締役　齋藤 裕子 さん（4代目）

子ども達の思い出をカタチに

　大正11年、斎藤写真工芸所として創業、七夕絵葉書の印刷から始め、今年で100周年を迎えます。卒業アルバム印刷は2代目から始まり、現在は卒業アルバム印刷に特化した印刷会社として売上げの8～9割を占め、本社仙台、愛子工場、札幌・盛岡・東京・関西に営業所を構え全国組織となりました。幼稚園から大学までの卒業アルバム作成を主力としており、パンフレット、記念誌などの一般商業印刷も手掛けています。
　子ども達の思い出という宝物をアルバムのカタチで提供することで、未来ある子ども達の力となりお役に立てれば嬉しいです。将来アルバムを開いた時に青春がよみがえってくるような、そんなアルバムを作っていきたいと思っています。
　新型コロナウィルスが流行してからは対面が難しい状況となったためWeb上での制作に力を入れてきました。「プリントスフィア」や「オーラプラス」などインターネットで様々な作業ができるようになりました。また、少子化対策として小ロット印刷にも取り組んでいるところです。
　当社は東日本大震災以降、「NPOよみがえれ卒業アルバム」の事務局を担当しています。津波で流された卒業アルバムの再生活動や、近年は台風被害による再生アルバム作成を行っています。
　時代が変わっても卒業アルバムがなくなるということはないと思います。これからも高品質にこだわって皆様の思い出をカタチにして、心を込めて作っていきたいと思います。

〒980-0811　
宮城県仙台市青葉区一番町2丁目7-10
TEL：022-222-5481 FAX：022-222-5416

（株）マイナビフットボールクラブ
代表取締役社長　粟井 俊介 さん

女子プロサッカー選手を
憧れの職業に

　令和3年9月に日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が開幕し、正直あっという間でした。おかげ様で前半戦は優勝を狙える2位に終わりました。5月から始まる後半戦もチャレンジャーという気持ちで初代女王を目指し戦っていきますので応援のほどよろしくお願いいたします。
　当社は宮城・東北にプロ選手という職業を定着させていくことを使命と捉えており、その一つに選手の素顔や人柄、サッカーとの向き合い方などを身近に感じてもらいたいと思い、女子プロアスリートとして生き様（ストーリー）や魅力などを発信しています。コロナ禍で様々な制限がありますが、一人でも多くの方に会場に足を運んでいただいてチームや選手、プレーの魅力に触れてもらえたら嬉しいです。
　2023年開催のワールドカップに向けて、日本代表選手として当チームからも3名選出されました。予選から活躍することが仙台だけでなく全国に認知される大きなカギとなりますし、日本がいち早く出場の切符を掴めるように中心的な活躍を期待しています。やはり地元チーム選手が日本代表となって世界で活躍する姿が一番のPRになりますよね。
　2022年もリーグ戦や国際試合が数多くありますので、ぜひ選手の活躍をご覧いただきたいです。
　今年、当チームに2名の新戦力が加わりました。WEリーグ2年目を迎えてさらに面白い展開を皆様にお見せできるよう、その一翼を担っているのでしっかり取り組んでいきます。

〒981-3206　
宮城県仙台市泉区明通1丁目1-2
TEL：022-342-1130 FAX：022-725-7631

西岡美容室
代表　西岡 良子 さん

美容師一筋の道

　富山県出身です。現在83歳になりました。兄妹が多く手に職をつけるために、15歳で美容師の道を選び、富山県美容組合理事長のお店の面接に合格して、理事長の自宅に住み込みさせてもらいながらお店で働かせてもらいました。
　その後、19歳で渋谷道玄坂支店の店長に抜擢されて東京へ行くことになりました。そこへは花柳界の方々がお客様としてたくさん来店してこられました。最終的には富山の店舗に戻ることになりましたが、美容師としてとにかく一生懸命働きましたね。
　23歳でエリート一家の三男に嫁ぎ、仙台へは夫の転勤で来ることになって、長男を出産した後は子育てに専念しました。
　それから段々と環境が整って、33歳の時に仙台市福田町で美容室を経営し、35歳の時には２軒目の店舗を開業することができたのです。
　その頃、〈育毛パーマ〉の技術に出会って、その習得のため勉強会に参加し学びました。技術を学ぶために、東京にも毎月通い続けました。
　そのおかげもあって県内各地から「西岡美容室」まで通ってきてくださる方々がいて、83歳になった今もスタッフたちと一緒にお店に立ち続けています。これまで46名のスタッフが巣立っていきました。
　今年は、七ヶ浜・多賀町・松島・利府のエリアを含んだ美容塩釡支部支部長を仰せつかりました。地に足をつけ、自分に厳しく、そうすれば全てお天道様が導いてくれると思っています。

〒985-0853　
宮城県多賀城市高橋１丁目３－５
TEL：022-368-9324

（株）サン・ベンディング東北
常務取締役　加藤 友人 さん

自販機を通して地域貢献を

　創業45周年。加藤義夫代表取締役が会社を設立してからこれまで、地元に密着して東北６県から北海道、新潟、北陸にまで進出を果たしています。自販機・自動サービス機は、トータル３万３０００台の普及台数を誇るまでとなりました。
　弊社では、大手コンビニエンスストアの店舗数を大幅に超える自販機普及台数となっています。自動販売機のことを「店舗」として捉えているので、狭い範囲でこの自販機店舗数を達成できていることは誇らしく思っています。東日本大震災を経て、自販機はライフラインであり、より地域に密着しているという手応えを感じています。
　そして今、コロナ禍では、人が集まる場所に自販機が設置されていることから業界全体として売上が減少傾向にありピンチを迎えています。ところが弊社は、住宅地や街から離れたような場所にも自販機を設置していることから、地域の方々を中心に利用してもらえたことがチャンスとなりました。
　非接触・非対面のニーズの高まりとともに飲料ばかりではなく食品の自販機が注目を浴びた１年でもあったと言えます。飲料に加え、食品も販売する展開を進め自販機による無人店舗を拡大していきます。
　これからも自販機を通して地域の方々にもっと利便性を高めたい！もっと豊かにしたい！という目標に向かって邁進していきます。

〒983-0025　
宮城県仙台市宮城野区福田南2丁目3番50号
TEL：022-254-4541 FAX：022-254-4548

七十七銀行
人事部ダイバーシティ推進室
室長　長谷川 直美 さん

「女性活躍」が当たり前の社会へ

　七十七銀行では、職員一人ひとりの多様性を尊重し、新たな価値や発想を生み出すことにより、企業価値の向上につなげるダイバーシティを推進しています。
　ダイバーシティの推進に向けて、「女性活躍推進」を重要な柱の一つと捉えており、2021年度からスタートした経営計画「Vision2030」において、「2030年度までに管理職に占める女性の割合を30％以上にする」という目標を掲げました。その実現は一朝一夕ではできず、平坦な道のりではないですが、女性のキャリアデザインや能力開発に資する研修やセミナーの開催、仕事と家庭生活の両立支援等を継続しながら、マネジメント層の意識改革にも取り組むことで、目標達成を目指していきます。
　また、職員一人ひとりが「やりがい」や「充実感」を持ちながら、心身ともに健康な状態で活躍できるようワークライフバランスの実現にも取り組んでいます。
　総労働時間の短縮や年次有給休暇の取得促進のほか、男性の育児休業の取得促進にも力を入れ、男性の育児休業の取得率は2014年以降100％を継続しています。
　現在当行の従業員数はパートタイマーを含め約4,000名ですが、約半数を女性が占め、各職場で活躍しています。目指すゴールは女性が今以上にワークライフバランスを実現し、「女性活躍推進」という言葉が無くなること。そのためにも、引き続き性別、年齢、ライフスタイルや価値観の違いなどにかかわらず、多様な人材がいきいきと活躍できるよう取り組んでいきます。

〒980-8777　
宮城県仙台市青葉区中央3丁目3-20
TEL：022-267-1111（代表）

魅知国定席 花座（株）BBI
代表取締役　白津 守康 さん

東北に演芸文化を根付かせたい

　2004年に仙台にプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生し、仙台市がまちづくり推進をしていた頃、落語家 川野目亭南天（現 六華亭遊花）さんと一緒に、町おこしのコンテンツの一つとして町内の飲食店で落語会を始めました。
　また、市内中心部商店街のご協力もいただき、「仙台お笑いコンテスト」を開催し、７年続きました。これらエンターテイメントの積み重なりがきっかけとなり、ご縁があって公益社団法人落語芸術協会をご紹介いただき、2010年の「魅知国仙台寄席」の立ち上げを共同で開催いたしました。
　東日本大震災後も休まず続け、月1回の開催が順調に定着していた頃、お客様から「とてもおもしろいので公演回数を増やしてほしい」という声が多数寄せられました。皆さん笑いに飢えているんだなあと感じて、毎日できる会場を造りたく、苦労の末2018年4月1日に「魅知国定席花座」を開場しました。当日は三遊亭小遊三師匠やナイツらが仙台駅からお練り行列をして、大きな話題となりました。
　今日まで来られたのは、喜んでくれたお客様がいたからこそ。それが私の背中を押し支えとなりました。今はコロナで疲れている方のために、元気に笑ってほしいと思います。笑いは健康にとってとても大事なことなので、そのお手伝いをしたいと思います。
　東北に初めて寄席が誕生して新しい文化のスタートとなりますので、ぜひ一度足を運んでみてください。

〒980-0811　
宮城県仙台市青葉区一番町4丁目4-23
TEL：022-796-0873 FAX：022-263-7907

(株)リヴァ リヴァトレ事業部
東北地区事業責任者　吉田 淳史 さん

自分に正直な人生へ
「進む」ことをお手伝い

　当社は2010年に設立し、気分障害（うつ病等）の方への社会復帰支援をサポートしています。東京に本社を構え8事業所を展開し、これまで社会復帰者数1051名、就労継続率86.2％（2021年7月現在）の実績があります。仙台は2019年にスタートし、現在は本町と花京院で運営しています。
　就労移行支援施設「リヴァトレ」は、よりよい復職や再就職を目指しトレーニングを行います。グループワーク形式での集団認知行動療法、ビジネスコンペ、運動、森林浴など多彩なプログラムを実践することで生活リズムと自信を取り戻し、そして生き方や働き方を見直して心身のコンディションを整えていきます。コロナ禍においては一部オンラインプログラムも実施しています。他にも通院の同行や再就職活動のお手伝いもします。徐々に当社を認知いただけるようになって、最近では医療機関との連携も深まってきました。
　私自身、10年前、過重労働によるストレスから「うつ」を発症し、東京にある「リヴァトレ」を利用していました。もう一度前に進むことの出来た人生ならば、人の役に立ちたいと思って当社に就職。その後、産業カウンセラー、精神保健福祉士、公認心理師の資格を取得して、専門的知識と技術、経験をもって助言・援助を行っています。
　病気になると視野が狭くなって誰も助けてくれないと思いがちですが、「リヴァトレ」は仲間の支えもありますので、一人で悩まないでほしいです。お困りの方はお気軽にご相談ください。
　※就労継続率＝復帰後6か月時点での就業継続人数のこと

〒980-0014　
宮城県仙台市青葉区本町1丁目11-1
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