（株）一条工務店宮城
代表取締役社長　峯岸 宏典（ひろのり）さん

　代表取締役に就任して１年が経ちました。思い描いていた理想や目標が一歩ずつ実現につながる過程で改めて人の力の大きさを知り、毎日充実した日々を過ごしています。
　当社はこの3カ年で「住むまでを笑顔に、住んでからもっと笑顔に！」のスローガンを方針に掲げました。それはつまり“お客様の住むまで”はもちろん、“住んだあとの笑顔”もサポート出来る企業へと進化してゆくということです。そもそもお客様からすれば住んでからが本当のスタート。家族の成長や変化などのライフイベントに対して様々なニーズ・課題をお抱えになる筈で、住宅会社として我々にも出来る事がまだまだあると思っています。
　まずは全社員による「オーナー様訪問」を再開することでお客様との継続したコミュニケーションを図ります。建物に関する経年変化のご相談は勿論、インテリアや収納に関する住まいのアドバイス、更にはご趣味や冠婚葬祭等の生活アドバイスに至るまでをサポートします。それによりスタッフも趣味や特技を活かしながら、オーナー様のお役に立ち、結果として宮城に笑顔が増えてゆく……そんな会社づくりを目指しています。
　加えて、コラボ企画第一弾として「お茶の井ケ田株式会社」様のオリジナルブランド「LEAFELL」様にご協力いただき、紅茶やお菓子を組み合わせた当社オリジナルパッケージを作成。当社オーナー様向け会報誌「Club-Ichijo」でもご紹介させて頂きました。今後も様々な企業とつながる事で地元企業が活性化し、県内全体のブランディングも高めつつ、これからも皆様に笑顔をお届けできるよう企業一体となって努力してまいります。

〒984-0801　
宮城県仙台市若林区畳屋丁25-1
TEL:022-211-1611　FAX:022-211-4437
ホームページ：http://www.ichijo-miyagi.co.jp/

（株）東洋環境開発
代表取締役社長　林 祐子さん

　創業者である父より代表を引継ぎ、父が築いてきた会社への“想い”と“背景”、また“理念”をどのように自分自身の言葉として社員ひとりひとりに伝えていけばいいのか、そんな最初の壁にぶつかった時、宮城倫理経営塾に出会いました。
　偉大な経営者はよく「歴史を学べ」と言います。ふと振り返った時、この会社の事を本当に理解しているのか、もう一度見つめなおすきっかけを頂き、私の想いを伝えられる一番の方法として、経営理念を新たに作成することに挑戦しました。創業時からの理念から新たなものに作り直すことは非常に困難であり、短い言葉に想いを乗せ伝えるため、単語ひとつ選ぶのに多くの時間を要し苦労しましたが、父の発してきた言葉、残してきた資料を読み理解を深め表現することができ、これからの新しい時代のスタートに立つことができました。
　産業廃棄物処理事業では今年3月に新たな許可を取得し、大幅な処理能力、リサイクル率の向上に至りました。一方解体工事業においては、東日本大震災以後、仮設住宅の解体等の震災復旧工事に注力してまいりましたが、復興も進み、これからは建設業界にとって厳しい時代が来ると懸念されています。
　時代の変化が加速する中、常に危機感を持ち、先を見据え「未来の子供たちのために」をテーマとし、自然と共存し持続可能な社会を実現するため業界全体の発展向上に尽力するとともに、解体・産廃としての強さ、そして新しい視点で挑戦し続ける企業として「夢のある新しい街づくり」の創造に向け精進してまいります。

〒980-0003　
宮城県仙台市青葉区小田原6丁目7-1
TEL:022-265-7632　FAX:022-716-6667
ホームページ：http://www.e-tokan.com/

（税）あさひ会計
仙台事務所 代表社員　白田 文（しらた ふみ）さん

　当社は公認会計士、税理士、行政書士、中小企業診断士などの国家資格者を有する専門家で組織され、昭和54年に（株）旭会計事務所として山形県山形市に設立。平成23年には税理士法人に変更、平成27年6月仙台事務所を開設しました。あさひグループとして80名の職員がいます（平成30年7月現在）。山形県では最大級の会計事務所です。仙台事務所スタッフは現在8名、相続部門は2名です。おかげ様で法人契約数はとても伸びております。
　私は相続専門の税理士として「山形相続サポートセンター」にいた頃から、仙台でのセミナーの依頼も多かったので、平成27年に念願の「宮城相続サポートセンター」を設立することができてうれしく思っております。
　当センターは相続手続きから相続税申告まであらゆるご相談ごとに対応しております。相談者の悩みや不安を親身になって伺い、わかりやすい説明で安心して解決できるよう心掛けています。また、相続はデリケートな問題もありますので、司法書士・弁護士・不動産鑑定士など各専門家とも連携しております。
　これからも相続税専門部門の責任者として、東北におけるすべての相続が円満でスムーズであってほしいと願いながら、丁寧にお手伝いしてまいります。

〒980-0021　
宮城県仙台市青葉区中央2‐9‐27
プライムスクエア広瀬通13階
TEL:022-226-7541　FAX:022-226-7542
ホームページ：http://asahi.gr.jp/

（株）アオバヤ
代表取締役社長　高橋 亙（わたる）さん

　当社は昭和31年に高橋努会長が創業しました。現在は社員400名（パート含）、在宅勤務者含めて4000名になります。ダスキン事業、アドポス事業、仏商事業、ジョイリハ事業のほか複数の事業を展開しております。今年は高校生向け就職応援BOOK「COURSE（コース）」県北版を7月に創刊しました。文字だけの求人票ではなくビジュアル主体で地元企業様を紹介することで、高校生の視野が広がり、企業とのマッチングが進むと思います。就職応援本として各高校の授業で配布してもらい、先生からご説明いただいています。12月には県南版を発行する予定です。
　また、フリーペーパーにポイント付加する新サービスを始めました。紙面とアプリを連動させ、読者とお客さまをダイレクトにつなぐポイント配信サービスです。毎号忘れずに読んでくれる読者を増やし、広告の反響を高めます。貯まったポイント数に応じて商品と交換でき、QRコードを読み込むと配信されるタイムラインは、読者にお得な情報を掲載しています。更に、年内に当社の複数事業を連携したライフスタイルを提案できるお店を仙台市内に出店する予定で、現在着々と準備を進めております。我々が仕事で学んだことをお客様にお伝えすることで、皆様がより豊かな生活を送れるようお手伝い、ご提案していきます。学ぶことは豊かさにつながりますから。
　昨年、企業目標を一新し「私たちは、お客様、社員、社会が共に喜び、共に仕合わせになる、いい会社を創ります」を掲げ、方向性を明確化しました。社員と共に目標達成に向けて精進してまいります。

〒981-3201　
宮城県仙台市泉区泉ヶ丘3-19-5
TEL:022-372-6116　FAX:022-372-6103
ホームページ：http://www.aobaya.co.jp/

欅産業（株）
取締役副社長　大原 敦子さん

　昭和53年設立。平成28年には二十人町に東口ショールームがオープンし、、仙台駅に近いので新幹線でお越し下さるお客様が増えました。今年で創業40周年になります。長年開発に取り組んできたオリジナル鍛造金具を発表しました。10数年前から生活や家族スタイルの変化で婚礼家具の需要が低迷し、家具メーカーにとっては大きな変換点となりました。今の住宅は収納重視で家具を置かなくても生活が成り立つ。でも敢えて家具を置きたいと思った時に選んでもらえるかどうかが家具メーカーとしては一番大事なところです。仙台箪笥は伝統的なものですが、伝統とは同じことを続けるのではなく、どこかで革新や工夫が必要です。時代に合わせて整理箪笥からリビングボードやキャビネットの需要が生まれ、そして今は仏壇へ……。お客様のご要望から誕生した「仙台仏壇」は、すべてオーダーメイド。最近では小型のお仏壇も人気です。また今年の夏には商標を取得した「仙台厨子」を発表する予定です。家族が集まるリビング空間に品格のあるお仏壇や厨子をご提案していきたいです。東口ショールーム8階「モデルルーム」では、仙台箪笥を配置した雰囲気をリアルに体感できます。お客様にはインテリアとしての仙台箪笥を、素敵にオシャレに使っていただきたいですね。また、仙台箪笥を歴史ある家具として大事に使い続けていただくためにも修理・再生・復元には力を入れております。
　職人手作りの仙台箪笥は地域の方の肌にとても馴染んでいるので、インテリアとして抵抗なく受け入れてもらえます。多くの方に仙台箪笥のある住空間をトータルでご提案できるような家具メーカー・販売店でありたいです。

〒981-0912　
宮城県仙台市青葉区堤町1-2-70
シティウィング北仙台1F
TEL:022-271-5231　FAX:022-271-5234
ホームページ：http://www.sendaitansu.jp/

（株）たびのレシピ
代表取締役社長　佐藤 秀彦さん

　平成20年設立。大手旅行会社より独立しスタッフ5人でスタートしました。3年後に東日本大震災が起こり、旅行業は一時ストップ。ハウスメーカーのお客様から仮設住宅建設作業員の宿泊手配を依頼されたことをきっかけに、復興作業員の宿泊手配を一手に引き受けました。特に沿岸部の旅館ホテルのご協力と倫理法人会のネットワークのおかげで、被災地へのお弁当の準備手配など大手旅行会社では手の届かない細かなところまで動くことができました。いろいろな不便があった中、地元会社からご協力いただいたことはとても大きかったですね。現在も継続しています。
　当社は旅行業のほか貸別荘事業「たびの邸宅」を展開し、神奈川（鎌倉市由比ガ浜）、宮城（蔵王町遠刈田温泉）、沖縄（恩納村／本部町／今帰仁村）にそれぞれ施設がありますので、ホテルとは違った自分だけの楽しみ方ができます。
　蔵王はインバウンド観光客に非常に人気がありますね。これからも宮城の良さを世界に発信していきます。平成29年に、ご縁で（株）深松組さんと沖縄ホテル観光事業に取り組むことになりました。沖縄の観光産業は好調で今後も成長が期待できます。深松組さんとコラボの「たびの邸宅 HOMANN CONCEPT沖縄今帰仁」と「たびの邸宅ヴィラブリゾート」は当社が運営しておりますので、HPや旅行サイトよりお申し込み下さい。
　今後は貸別荘事業を拡大していきたいです。特に東北地方では空き家が多いので民泊として再利用し、うまく観光と結び付けていけたらいいなと考えています。アウトバウンドメインではなく、インバウンドにも力を入れたいと思います。

〒982-0007　
宮城県仙台市太白区あすと長町1-4-50
スーパースポーツゼビオあすと長町店1F
TEL:022-304-5565　FAX:022-304-5585
ホームページ：http://www.tabino.co.jp/

（株）日専連ライフサービス
執行役員 総務・財務部長　佐藤 幸恵さん

　今年、創立40周年です。カード事業では宮城県を中心に山形県・福島県等に会員は45万人、加盟店は9000店で、お取引企業、団体との提携カードを多く発行しています。企業だけでなく昨年は気仙沼市と協力して「ホヤぼーやカード」を発行しました。カード利用金額に応じて気仙沼特産品等と交換できますので復興の力となればと思います。地域貢献事業では青葉まつり、どんと祭に参画し市民とともに活動しています。
　働き方は少子高齢化に伴う消費者の減少や女性の社会進出、またキャッシュレス化の加速など大きく変わります。そのスピード変化に対応して企業を成長させて未来を創っていく、そして引き続き地域に貢献していくため女性社員がもっと経営視点での企業活動に参画するという「自覚」を持ち「行動」する必要があります。未来に向けた企業づくりにおいて、あらゆる業界で女性がその力を発揮している今、当社においても女性が大きな役割を果たせる分野がさらに増えてきたと思います。私は昨年、総務・財務執行役員として経費節減という大きな改革を行ないました。会社の将来のため、責任を伴う経営視点の決断でした。
　明日の企業づくりのためには女性の視点と若い力が欠かせません。男女問わず安心して働き続けられる職場環境を整えること、そして若手が活躍できる場や評価制度を構築して挑戦する人材を育てることです。これからも会社の未来づくりのために人財育成・働き方改革に取り組んでいきます。

〒980-6109　
宮城県仙台市青葉区中央1丁目3-1　AER9階
TEL:022-267-9222
ホームページ：http://www.nissenren-sendai.or.jp/

（株）緑水亭
若女将　高橋 知子さん

　昭和39年6月に祖父が創業し、今年ちょうど50周年を迎えました。祖父はもともと仙台市青葉区で石材商を営んでおりましたが、故郷である秋保地区に恩返しがしたいと、56歳で宿泊業を始めました。建物内にふんだんに石材を用いておりますのは、その名残でもあります。父に代が移り、父が56歳で他界した後は、母が経営を担い、そして、今は代表取締役である夫の高橋明浩と私が中心役を仰せつかっております。
　コンセプトには、“リゾート”を一つ大きく打ち出しています。敷地が広く、散策も楽しめます。高台にあり、眺望も開けています。また、当宿は自家源泉でして、篝火のある露天風呂は多くのお客様に愛されております。
　食事は一部お部屋食もありますが、レストラン、宴会場でのご提供となっております。秋保は海にも山にも近く食材はいいものを集めることができます。アワビや山菜を用いた料理がいわば看板メニューで、大変喜ばれています。部屋は全部で97室。特別室の多さも特徴です。
　それから、ロビーコンサートを始めて15年ほどになりました。私がピアノ、夫がトランペットを担当、さまざまな演奏者に参加していただき、こちらもおかげさまで大変ご好評をいただいております。
　秋保地区が将来にわたって魅力ある場所であることが、まずは何より大事だと同業者だけでなく、地域の皆さまとも侃々諤々、アイデアを出し合っております。より多くの皆さまに秋保地区にお出でいただけるよう今後とも努めてまいります。

〒982-0241　
宮城県仙台市太白区秋保町湯元上原27
TEL:022-397-3333　FAX:022-397-3331
ホームページ：http://www.ryokusuitei.co.jp/