女性起業家を応援するヒューマンネットワーク新聞マガジン「わんからっとL」

わんからっとL 78号

2015/08


19周年交流パーティー特集号
皆様に支えられ、わんからっとLは19周年を迎えることができました。
わんからっとLの会員同士の輪で宮城県の景気を活気づけていきましょう。
●19周年パーティー開幕

 最初に、小泉知加子編集長が開会あいさつに立ち、「すっかり恒例となりました、わんからっとL主催の異業種交流パーティー、今年も夏に先駆けて開催することができまして、大変うれしく思います。この交流会が皆様のお役に立ち、仙台市・宮城県の経済の多少の発展につながっていければこの上なくやりがいを感じます。わんからっとLの会員同士の輪で宮城県の景気を活気づけていきましょう」と開催できた喜びと抱負を語りました。
 乾杯の音頭は、小泉編集長が「復興への道をひらく」という連載企画を担当、平成25年1月から執筆している、(株)PHP研究所の月刊誌「PHP」編集部・大谷泰志編集長が「19周年おめでとうございます。小泉さんにはいつもお力添えをいただいており、ありがとうございます。わんからっとLのますますのご発展を祈っております」と力強い言葉であいさつをいただいた後、乾杯となりました。
 また、乾杯に先立っては、一緒に駆けつけた會田広宣PHP副編集長は「東日本大震災で被災した東北でなんとか力になりたいという気持ちから、被災地で復興に取り組む人々を取り上げる『東北レポート』は出発しています。小泉編集長に担当していただいているレポートは、非常に反響よく、当初2年間の予定が3年になり、そして今度さらに延長が決まりました。この企画の価値をあらためて感じております」と小泉編集長の仕事ぶりを語り、さらに、PHP研究所東北地区普及部の萬大輔さんが「小泉編集長の連載に合わせ、月刊誌であるPHPを企業様のご協賛を募って、被災地の学校に贈るという活動も行っております。われわれは松下幸之助氏が創設した会社でございまして、世のため人のために何かできないかということで日々活動しておりまして、今では3700校の学校に贈らせていただいています。この数がもっと増えていけばわれわれとしてもうれしい限りです」と訴えました。

●ご祝辞


 そして、4名のご来賓の方々からご祝辞をいただきました。まずは杜の都信用金庫の大橋和彦さん、「19周年おめでとうございます。本当に今まで、わんからっとLは手作り感のある編集をされてきたと思います。それがわんからっとLの魅力です。小泉編集長のあいさつの中に、これからも順調に右肩上がりで成長していく、というお話がありました。実は本日7月9日はジェットコースターの日でありまして、ジェットコースターには激しい上げ下げがありますが、わんからっとLはそのようなことがないよう、これからも頑張っていただければと願っております」。
 続いて、東北福祉大学副学長の渡辺信英さんが「ちかちゃん、おめでとうございます。あっという間に19年。僕とちかちゃんがデートしてから25年以上たつのかな。いまだかつて手も握っていないのですが、ちかちゃんはもともとナイーブで、そしてナーバスなところがあって、かわいらしい女性だったのですが、今や強い女性に成長してくれました。来年はいよいよ20周年です。本当に来年は盛大な会になるといいと思っています。今後とも皆さんと一緒にこの会をつくっていきたいと思います」。
 次に、中小企業団体中央会レディース中央会会長の平賀ノブさんからは「ちかちゃん、おめでとう。20年は立派な看板になりますから、来年のパーティーにはきょうの3倍もの人が集まるように、みんなで努力させていただきます。いつだったか、何しろ生まれたところが納豆の産地だと言って、私は粘りっこいんだよね、と語っていたのが思い出されます。今日は本当におめでとうございました」。
 (株)ヨーガライフシステムコンサルタンツの誉田和子さんは「19周年おめでとうございます。小泉さんとは取材がご縁で知り合うことができました。その以前からいろんな場でお見掛けし、エネルギッシュに動かれている方だなと思っておりましたが、直接お会いして、それをさらに実感した次第です。これからさらに小泉さんを応援していきたいと思います」と、お祝いの言葉を頂戴いたしました。


次に、小泉編集長とは同郷であられる、東北学院大学名誉教授の油川昭夫さんが茨城県の民謡「磯節」を披露し、会場をうならせました。

●祝電ありがとうございます

 わんからっとL19周年交流パーティーが盛大に開催されますことを、心よりお喜び申し上げます。
 日頃から、編集長の小泉様をはじめ皆様には、大変お世話になっており、厚くお礼を申し上げます。
 御案内をいただきましたが、本日は公務のため出席が叶いません。書中をもってメッセージをお送りすることをお許しください。
 東日本大震災発生から4年が経過いたしましたが、被災地では時間の経過とともに様々な課題も山積みしております。
 県震災復興計画に掲げた基本理念のもと、震災からの復旧・復興を最優先に推進するとともに、本県の「創造的な復興」に向け、着実に歩みを進めて参る所存ですので、引き続き、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、わんからっとLの益々のご発展と、本日お集まりの皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

宮城県知事/村井嘉浩様


 わんからっとLの創刊19周年、誠におめでとうございます。
 毎回誌面を読むのを楽しみしています。今、話題となっている地方創生戦略でも、女性の役割が注目されています。東北が復興からさらに地方創生に向かうためにも、わんからっとLの役割は、ますます重要なものとなっていくものと期待しています。来年の20周年に向けて、一層の飛躍をお祈りしています。

東北大学 経済学部教授/大滝精一様


 わんからっとL19周年交流パーティー開催、誠におめでとうございます。あいにく出張で県外に出かけており出席できません。ご盛会を心からお祈り申し上げます。

仙台青雲ライオンズクラブ会員 宮城県議会議員/かんま進様


 わんからっと19周年大変おめでとうございます。益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

有限会社 進和商事/小松玲子様 小松優子様

●一言スピーチ.1<お祝いメッセージ>


 パーティーには衆議院、参議院、県議会、市議会議員の多くの皆様も駆けつけてくださり、一言スピーチ〈パート1〉では、衆議院議員の郡和子さんがお話しくださいました。

「小泉さんの活動にはいつも触発されています。私も仙台・宮城が元気になるように小泉さんはじめ、今日お集まりの皆様方、そして女性社長さんたちを後押しできるように頑張って応援させていただきます。今日はおめでとうございます」
衆議院議員/郡 和子さん

●一言スピーチ.2<私とわんからっとL>


「小泉さんとの出会いは偶然なんですけれども、これまですごく良くしていただいていて本当に感謝しております。私は蔵王町で有機、無農薬、低農薬で農業をやっておりまして、農業で若い人を育てていこうというのが願いです。これからもわんからっとLを読んで頑張ります」

(株)アイ・アディールクリエーション 野菜畑/阿部 佳代子さん


「私たちの会は視聴覚障害に、知的障害、身体障害などを併せ持つ子ども達の会です。多くの方々に知っていただき、ご支援いただければと今年も参加しております。小泉さんの応援は大変心強いです」

そよかぜ広場 仙台青雲ライオンズクラブ/伊藤 史子さん


「19周年おめでとうございます。今、私は作家活動をさせていただいており、『秘め愛』という小説を幻冬舎から発刊しております。また、同じ題名でCDも出しました。多くの方に手にとっていただければ幸いです」

作家/未来 章太郎さん


「19周年おめでとうございます。小泉さんには、1年に4回発行しております、われわれ仙台ユネスコ協会の会報誌を作っていただいております。本当に頼りになる小泉さん。これからもどうぞよろしくお願い致します」

公益社団法人仙台ユネスコ協会/阿部 さか江さん


「仙台・電力ホールで毎年チャリティーショーを行っています。今年も9月27日に行いますが、これで18年目になります。その他にもチャリティー活動を行っています。皆さん、ご協力よろしくお願い致します」

カラオケスタジオおどるこ/菅原 京子さん


「震災で私どもの工場も浸水しましたが、多くの方々のご支援で今も営業を続けられております。ありがとうございます。小泉編集長とは取材が縁でお付き合いが始まりました。商売は根気強く続けなければいけないということを実感させてくれた人であり、私たち女性経営者のお手本です」

(株)武田の笹かまぼこ/武田 せつ子さん


「本当に19周年おめでとうございます。小泉編集長にはいつも応援していただいており、感謝申し上げます。わんからっとLの会員になれたことはとてもうれしいことです。これから皆さんと歩んでいければと思っています」

歌手/美波 京子さん

●20周年を目指して

 会場が盛り上がる中、シンガーソングライターで音楽プロデューサーの猪狩太志さんの生演奏が始まり、さらには、猪狩さんのギターに合わせてダンサーである高橋エレオノーラさんが踊るという、わんからっとLならではのコラボレーションがありました。

 とっておきの大締めは雄勝石作家の齋藤玄昌實さん。「19年ということは人間で言えばとても脂が乗っているエネルギッシュな年代です。来年は二十歳。より良い情報誌を作っていただくために、花が咲くような締め方をしましょう」と齋藤さんの5本締めでパーティーはお開きとなりました。

 来年の記念すべき20周年を目指して、ご参加、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

   

 復興支援に取り組んでおり、被災地で頑張っている皆様の商品を販売するお手伝いをしています。
 メイン事業としては、障害のあるなしに関係なく、誰もが楽しめ、心身の健康、及び生活の質を向上させるファッションの提供を行っております。
 
 がん治療・がん予防の免疫細胞BAK療法は、正常細胞を傷つけずにがん細胞だけを殺し、かつ副作用がない療法です。われわれはがん撲滅、医療費削減を目標にこのBAK療法の普及に努めております。北海道から沖縄まで多くの人に喜ばれています。

 オーダーメイドの旅を企画する旅行会社です。あんな旅をしてみたい、こんな旅をしてみたいという思いをかなえます。
 某大手旅行業者に30年勤め、海外、国内のノウハウを知り尽くした営業マンが懇切丁寧に対応します。
 
 ニューヨーク、パリなど欧米を中心に活動してまいりました。
 国内ではやはり東京に居ることが多かったのですが、仙台市出身ということもあり、仙台に軸足を置いた活動を始めています。
 麻生太郎元総理などへの寄贈も多数行っています。

 コム・デ・フルールはプリザードフラワーの専門店です。プリザードフラワーとは、本物のお花を枯れないように加工したもので長く楽しむことができます。
 ブーケ、ディスプレイなどのフラワーアレンジメントを販売、リースも行なっております。
 
(株)クララの代理店として、健康のお手伝いをしております。
 クララはアミノ酸一筋に、オリジナル商品を自社開発、販売し、今年で10年を迎えました。商品はすべてメイド・イン・ジャパンです。
 安心の商品をぜひ生活に取り入れてください。

 明治35年の創業以来、仙台味噌、醤油の製造販売をして110年になります。
 震災で大変な思いもしましたが、歴史が育んだ味噌や醤油を、蔵人が変わらず良質の素材にこだわり、本気と愛情と感謝を込めて丁寧に作り上げております。
 
 スペイン・リオハワインを中心に特定銘柄だけを30年前より輸入元として販売を行っております。
 スペイン北東部に位置するリオハ地方のワインは、スペイン国内にとどまらず、世界各国で非常に高く評価され、その名を轟かせています。

 今年10月には社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度がスタートします。
 人事、総務に求められる個人番号の収集から廃棄の仕方、情報漏洩の対策など、新たにこの秋から必要となる業務のお手伝いをさせていただきます。
 
 当院はPETを中心とする画像検診をもっと気軽に受けていただくことを目標に2007年に設立しました。
 宮城県内、東北各県をはじめ海外の方々にもご利用いただいています。これからもお客様がより満足する診断を目指します。
   

女性起業家を応援する新聞マガジン「わんからっとL」は、これからの21世紀の
異業種を越えた起業家向け情報ネットワーク新聞マガジンを創っていきます。

ともに輝きながら、自分の夢を成功させませんか?

   


19周年を迎えて
編集長
 おかげ様で平成8年に創刊したわんからっとLも早いもので19周年を迎えました。来年は、20周年になります。これほど長くやってこられたのも、最近では「先見の明がありましたね」と言われますが、先見の先まで見えていたわけではありません。先の先の方は、真っ暗で闇に近いようなものでした。次の号はさらにいいものをという思いが、進化してきたからなのかと思います。そして成り行きまかせの発想の展開で、これを「セレンディピティ」と言いますが、その時その時の本気な思いの出会いが次につながっていくように思います。運がよかったのかもしれませんね。
 東日本大震災後、こうした地域情報誌の良さが返って見直されることになりました。
 活字には、情報といっしょに勇気と元気を与えてくれる心のこもったぬくもりがあると思います。このわんからっとLも仮設住宅に住んでいる会員の方にも読んでいただいておりますが、「みんなの元気な様子が自分の励みになるから」と言われた時、私はわんからっとLを続けてきて、よかったなあと改めて思いました。
 そして平成25年1月から始まった全国誌「PHP」の連載企画「復興への道をひらく」です。おかげ様で全国的にも好評ということで、今回の8月号で32回目。5年経った被災地の今の現状を全国に発信することができ、やりがいを感じています。
 今回も昨年と引き続きはるばる京都からPHPの大谷編集長様と、私の東北レポートを担当していていっしょに取材に同行していただいている會田副編集長様と、東京から雑誌の普及部の萬(よろず)様3人が皆様にお会いしてごあいさつしたいと駆けつけて下さいました。
 これからもさらに努力と創意工夫を積み重ねて他社には真似できない細かなフットワークで、地域情報誌を創っていきたいと思います。元気の出るコミュニケーションツールとして、情熱を持って邁進していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 この交流会が、皆様のお役に立ち、かたや仙台・宮城の経済の多少の発展につながっていければ、この上なくやりがいを感じます。わんからっとLの会員同志の和で、宮城県の景気を活気づけていきましょう。
 また、パレスへいあん様の多大なるご協力のもと、華やかな雰囲気を創って下さり、改めて御礼申し上げます。
 わんからっとL特製のハッピーバックには、わんからっとLの会員の企業様からのたくさんの協賛品が入っております。
 レモンは今庄青果様、お菓子は大塚製薬様、菓匠三全様、千日餅はお茶の井ケ田様、お酒は佐浦様、甘酒は一ノ蔵様、パイロゲンジュースは佐々木マリコ様、お味噌汁は石巻の金華山醸造様。ご協力ありがとうございました。皆さまには、何かご利用の際には、ぜひわんからっとLの会員様をご指名下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。
 わんからっとLはこれからも右肩上がりに成長していきますので、今後ともご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

わんからっとL編集長
小泉知加子