女性起業家を応援するヒューマンネットワーク新聞マガジン「わんからっとL」

わんからっとL 74号

2014/09


18終戦記念パーティ
皆様に支えられ、わんからっとLは18周年を迎えることができました。
 日頃の感謝の気持ちを込めて、7月8日、パレスへいあんにおいて「18周年記念パーティー」を開催いたしました。当日は約180名以上の方々にご出席頂き、盛大なパーティーとなりました。
18周年パーティー開幕

 最初に、小泉知加子編集長が開会あいさつに立ち「今年も夏に先駆けて開催することができ、大変嬉しく思います。わんからっとLの会員同士の和で、宮城県の経済を活気づけていきましょう」と日頃の感謝と抱負を述べました。
 乾杯の音頭は、後藤淳一さん、會田広宣さん、西岡拓真さんの3人。(株)PHP研究所の月刊誌PHP編集長の後藤さんは、「震災後、東北支援のためにPHPの使命としてやっていかなければならない事を考えていたところ、小泉さんに『東北レポート』をお願いするに至りました。『東北レポート』は、回を重ねるごとに大きな反響を頂いています」とごあいさつされました。PHP副編集長の會田さんは、「『東北レポート』は小泉さんと二人三脚でやってきました。一緒に仕事をしていて、とにかく小泉さんの熱意が伝わってくる良い仕事だと思っています」とごあいさつされました。続いてPHP研究所・東北地区普及部の西岡さんは、「月刊誌PHPを被災地の学校にお贈りする活動をしております。7月号は2400校にPHPを贈らせて頂きました。『東北レポート』をこの機会を通じて、より皆様にお目通し頂きたいと思います」とごあいさつされた後、後藤さんが高らかにご発声くださいました。

ご祝辞

 そして5名のご来賓の方々からご祝辞を頂きました。郡和子さんからは「小泉さんと私との出会いは、今から25年程前。小泉さんは野心を持ち、それをひとつひとつ実現していくたくましい方だと思います。わんからっとLのネットワークが、次に続く女性たちにとってもたいへん大きな力になると確信し、多くの女性達が輝けるように、ぜひこれからも元気の出る記事を書いて頂きたいです。18年間、本当に頑張って下さっている小泉知加子さんに改めて感謝と、ますますのご活躍をご祈念申し上げます」。
 続いて、東北大学大学院経済学研究科教授の大滝精一さんからは「小泉さんと出会ったのは、もう20年以上前ですが、今ではわんからっとLは、会員数も増え素晴らしいネットワークとなっています。今後、震災から力強く復興していく上で、女性の力や起業家の力はものすごく大きなパワーになると私は確信しております。震災復興を推進し、被災者の皆さんたちに寄り添う力を与えてくれるような活躍を、わんからっとLに期待しています」 。
 次に、東北福祉大学総合福祉学部部長の渡辺信英さんが「『次々と社会進出していく女性たちを応援できるようなネットワークを作りたい。今後は、女性のネットワークが日本を支える事になる』とちかちゃんが語っていたのが18年前。泣き虫だったちかちゃんが、こうしてより皆さんに成長させて頂いていると思うと、非常に感動しております」。
 仙台北法人会女性会会長の小山ミヨさんは「小泉さんと一緒に仕事をさせて頂く中で、小泉さんの一生懸命という姿勢が、今の小泉さんを作られたのではないかと思いました。これからも一生懸命というそのままの姿勢で頑張って下さい」。
 潟gップチャンネルの阿部かな子さんは「小泉さんは前向きで情熱がいっぱいで、私はそのエネルギーとバイタリティに圧倒させられてばかりです。震災の後、復興支援の活動であるパッションリーダーズ東北支部でも小泉さんとは一緒ですので、今後とも経済の活性化に力を入れていきたいと思います」と、それぞれの方からご祝辞を頂きました。


 次に、小泉編集長と同郷でいらっしゃる、東北学院大学名誉教授の油川昭夫さんによる茨城県民謡「磯節」が披露されました。

お祝いメッセージ 一言スピーチ〈パート1〉

 「わんからっとLには、いつも元気と出会いの機会を頂いています。
これからもわんからっとLの活動に多いに期待しています」

宮城県議会議員 中島源陽さん

 「今日は、起業家の女性の参加者も多く、小泉さんの18年間の積み重ねがこの会に表れています。私たちも応援団として、女性と男性がキラキラと輝く社会を作っていきたいです」

宮城県議会議員 ゆさみゆきさん

 「今日は、18周年パーティーをお祝いさせて頂けて本当に光栄です。
ますます小泉姉さんのパワーが増してきていると思いますね」

宮城県議会議員 庄子賢一さん

 「笑売繁盛を今年のスローガンに掲げています。商売は商いの事ではなく、市民の笑顔を倍増させようという思いで議員の仕事をやろうと決意し頑張っています」

仙台市議会議員 石川けんじさん

 「18周年記念パーティーがこのように盛大に開催されます事をお喜び申し上げます。ここにいる皆様方で、震災を風化させず、また仙台を震災以前よりも活力ある町にしていきましょう」

仙台市議会議員 渡辺たかのぶさん

 「パーティーでお会いする度に皆様が若返っていっている気がします。私も負けずに若返りながこの一年を過ごしていき、次回、再会できる事を楽しみにしています」

仙台市議会議員 鎌田城行さん

 「小泉さんの粘り強さが今に繋がっているのかなと思っています」

仙台市議会議員 佐藤わか子さん

私とわんからっとL 一言スピーチ〈パート2〉

一言スピーチパートII は「私とわんからっとL」と題してお言葉を頂きました。


 「本日、7月8日は『ナンパの日』だそうです。本来ナンパというのは、出会いの場で今日初めてお会いしましたとあいさつしたのが始まりだったと聞いています。今日は、ますますそれぞれがナンパで、交流を深めていければと思います」

杜の都信用金庫 常務理事 本店営業部部長 大橋和彦さん

 「本当におめでとうございます。今日は、福島県南相馬市から来ました。18年という長い年月を、これからさらにパワーアップさせていくために頑張っている姿は、私にとっても良い励みとなっています。小泉ちゃんには、これからも震災の想いをPHPで綴って全国の皆さんに伝えて頂きたいと思います」

NPO法人ほっと悠 村田純子さん

 「被災地に支援するために、小泉さんにもご協力を頂いて、昨年からウォーキングイベントを開催しております。今年は10月12日(日)に開催しますが、収益金はすべて被災地に寄付させて頂く企画ですので、皆様ぜひご参加ください」

(株)アオバヤ 高橋 亙さん

19周年をめざして

 会場が最も盛り上がってきた頃、ソプラノ歌手の南條みどりさんのコンサートが行われました。
 中締めとして、仙台商工会議所女性会会長の平賀ノブさんより 「小泉、なんてったって18年よくやったね」とごあいさつを頂き、三三七拍子。
 とっておきの大締めは雄勝石作家の齋藤玄昌實さん。「ちかちゃんが、18年程前に一生懸命自転車をこいで情報を集めていた時代を思い出します。この人は努力家だな、絶対伸びるなと思っていました。今日もそう思いました」とおっしゃる齋藤玄昌實さんの5本締めでパーティーは終了しました。
 来年の19周年を目指して、ご参加、ご協力いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。



   

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18周年を迎えて
編集長/18周年を迎えて

 本日はお忙しい中、「わんからっとL」18周年交流パーティーにお越し下さいまして、誠にありがとうございます。すっかり恒例となりました、わんからっとL主催の異業種交流パーティー。今年も夏に先駆けて開催することができまして、たいへんうれしく思います。おかげ様で平成8年に創刊したわんからっとLも早いもので18周年を迎えます。生まれた赤ちゃんも18年経つと、高校3年生になるわけですから、この地域情報誌が18周年やってこられたのも、ただひたすら、地域に寄り添って働く女性の応援誌を創るために、今の時代に合っていたというか、合わせてきたと言うか、ニーズにマッチした情報誌として、時にはほとんど偶然に近いような気もします。こういう発想の展開を「セレンデプティー」といいますが、まさに成り行き任せでやってきたのが、返って会員の方たちからも応援していただいて、次の号はさらにいいものをと進化してきたからなのかなあと思います。
 東日本大震災後、こうした情報誌のよさが見直されることになりました。手書きで新聞を書いた石巻の日日新聞。カベ新聞として被災した方たちに情報といっしょに勇気と元気を与えてくれました。活字にはそんな役割があります。このわんからっとLも仮設住宅に住んでいる会員の方に読んでいただいておりますが、「みんなの元気な様子が自分の励みになるから」と、言われた時、私はわんからっとLを発行し続けてきて、よかったなあと改めて思いました。
 そして平成25年1月から始まった全国誌「PHP」の2年間の連載の企画「復興への道をひらく」のレポートの依頼も、そもそもこのわんからっとLの多様な人脈の豊富さに「任せてみようとの決断に至った」とおっしゃって下さいました。おかげ様で、今年の8月号で20回、一年延長することになりまして、3年の連載を任されることとなり、全国的にも好評ということで、何よりです。
 今回ははるばる京都からあの松下幸之助氏が創刊したPHPの後藤編集長と私の東北レポートの担当でいっしょに取材に同行していただいている會田副編集長と、東京から雑誌の普及部の西岡さんの3人が、皆様に直接お会いしてごあいさつしたいと駆けつけて下さいました。
 「取材先では、復興はこれからだから、風化しないようにしっかり記事に書いてレポートしてほしい」とハッパをかけられたり、私自身の仕事が、わんからっとLから全国誌PHPを読んで下さっている全国の皆様へつながっていくという新たな道をつくりました。やりがいを持って被災地の現状を全国に発信していきたいと思っています。女性起業家を応援する新聞マガジン会員制のこのわんからっとLは、全国誌を手がけているPHPの編集の方も「女性起業家向けの雑誌のスタイルは見たことがない」とおっしゃっています。
 これからもさらに努力と創意工夫を積み重ねて他社にはできない、いえ、自分しかできないきめ細やかなフットワークで、地域情報誌を創っていきたいと思っています。元気の出るコミュニケーションツールとして、情熱を持って邁進していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 この交流会が皆様のお役に立ち、かたや仙台市、宮城県の経済の多少の発展につながっていければ、この上なくやりがいを感じます。わんからっとLの会員同志の和で、宮城県の景気を活気づけていきましょう。
 なお、本日のパーティーでは、パレスへいあん様のご協力のもと、華やかな雰囲気を創って下さり改めて御礼申し上げます。

わんからっとL編集長
小泉知加子