KABOの開店は昭和43年。今では仙台で最も歴史のある本格派のジャズを聴かせる店として知られています。
中本マリさんは昭和48年のデビュー以来、国内外で活動を続けながら数々のジャズ賞を受賞し、日本のジャズシーンの第一線で活躍を続けるトップヴォーカリスト。経営者の遠藤さち子さんとは20年来の付き合いがあり、今も年3、4回KABOのステージに立っており、今回のライブもその縁で実現しました。 「いつの間にか40年経ってしまいました。いつまで続くかわかりませんが、これからも元気にいきたいと思います」と遠藤さんが挨拶すると、集まった多くのジャズファン、KABOファンから温かな拍手が送られました。 中本さんがステージに立ち、一曲目の「Have Yourself A Merry Little Christmas」が始まると、会場は一気に中本ワールドに。円熟味を増した本格派のジャズヴォーカルに観客は酔いしれました。
|